ちょっとした不満を解消していくはなし

ff14プロデュサーの吉田直樹氏がゲストで出たワンモーニングを聞いた。

「大きな壁や漠然とした不安は、形が見えないから大変なだけ。一つ一つ分解してみると小さな「面倒」ごとだったりする。それを潰していくうちに大きな問題も解決してく」

みたいなことを話しており、

そういえば調子の良い時には同じようなことを考えて困難に立ち向かえていたような…。

忘れてしまっていたなあとはっとさせられた。

 

年末に、整理収納系のYoutubeに触発されて結構な断捨離を行った。

服やぬいぐるみといったものも含め、ゴミ袋は3袋に及んだ。

(それでもまだまだ使っていないものは残っていますが)

 

捨て方と整理の仕方を決めようと考えた時に、

日常的の些細な「面倒だ」「イラっとするな」と感じるポイントを解消する。

という目標をたて進行することにした。

 

一つ一つはものすごく些細なため、いざフラットな状態で考えるとあまり思い浮かばなかったのですが、1日の行動をゆっくりと思い出すと、出るわ出るわプチ不満。

 

例えば、

洗顔フォームを手に取り蓋を開ける2動作が面倒臭い」

「高いところに置いてあるブラシを入れのコップがひっくり返るたびに嫌な気持ちになる」

「ギチギチにつまって取り出しにくくなったスパイスボックス

「薬箱的な箱の上に直置きにされ、取り出す時にひっかかるドライヤー」

 

この課題を解決していくのが楽しくて、

「あらやだわ私って意外とイラチだったのね、ふふ…」なんて思いながら、

洗顔フォームや歯ブラシを吊り下げ式にしたり、

重量のあるブラシ入れにしたり、

スパイスの瓶を統一したりと、

ふんふんいそいそとご機嫌に整理していた気がする。

 

今はまだちょっとものの見事に、自分の行動や発言全て批判してしまう周期の中にいるため、

「どうしたら心地よいのか」が難しいけど、

「嫌なもの」を分解してそれを解決するための手段を企てるのならもしかしたらできるかもしれないなと思ったり。

 

例えば、昨日は絵を描いたりしてみたもののやっぱり全然気に食わなかったなと。

目の描き方、バランス、色の乗せ方、ぜーんぶ描けない!わからぬわからぬ!と心が暴れていたなあ。

 

であればきっと、じゃあまず目の描き方変えてみよう、バランスは美しいと思う実写写真と比較して何が心地よいのか考えよう、色は好きな配色を研究してみよう。

一枚仕上げなくても、それぞれどんなのなら嫌じゃないのかをあれこれ思案してみれば牛歩でも進むのかもしれないな。

数年見過ごしてた整頓で生活上のストレスを解消してた年末のように。

 

そうそう、料理を作りたくないという欲求にも「じゃあ作らなくてもいいよ」ということにしてみた。

とはいえ作るためじゃない備蓄食料についての経験が乏しかったので(乾燥パスタはじめ乾物や調理用の缶詰はめっちゃあるが結局それすらもやりたくなくて…洗い物が…)、どうしようと悩んでいたら色々と方法や美味しいものを教えてくれる友達がいたりして。

とてもありがたいなとおもいました。

「何言ってんのこいつ」じゃなくて反応くれてありがとう。

 

いろいろ細かく分解してやってみようと思います。

ありがとう吉P。さすがです。