健康への対価の体調不良をどこまで容認するか

看護師の温度(看護師フリー素材サイト)

はるか昔から生理痛が重いタイプです。
毎月くるものでありながら、軽かったのは10回もないのではないかというほど。
年々辛さを増し、薬を取りに行くため立ち上がり、薬箱から鎮痛剤を取り出すのも辛く蹲る日があります。

今は自宅にて仕事をおこなっているため、最悪ノートパソコンさえ触れれば横になっていても仕事が可能なため。お腹に毛布を巻き付けてなるべく腰に負担がない状態でキーボードを打つ事もありました。

・腹痛
・頭痛
・腰痛
・吐き気
・眠気
・寝る際にに夜用ナプキンでも足りない経血量

フルコンボな上、月経の1週間半ほど前から怠惰(眠気)と暴食の大罪人と化します。

月経困難症であることは確かなため、これまたはるか昔に婦人科へ相談しに行き、低容量ピルを処方していただき試した事もあるのですが、低容量ピル服用開始と共に夜中に腓返りで起きるという状態が繰り返され、血栓症の危険があると継続服用を断念しました。

そのためなぁなぁに過ごしていたのですが、先日結膜下出血(ショッキングな見た目のため、検索は非推奨です。簡単にいうと、結膜下の小さい血管が破れて白目が死んだ魚みたいに血で染まる症状です。)を引き起こし、眼科を受診したところ、「タイミング的に子宮内膜が出血するタイミングで出血したのかも。生理のたびになる人もいる。」と診断がありました。

結膜下出血=月経でなんだかのトラブルというわけではないようですが、結膜下出血を引き起こした際に久しぶりに尋常じゃないレベルの生理痛となっていたのもあり、ようやく重い腰をあげました。

 

今年は体調が悪い日が多く(謎の咳が続いたり、気が狂いそうなほど耳が痒くなったり)、色々な病院へ行ったのですが、婦人科も予約はなかなか取れずに数週間待ちとなってしまいました。

予約が取れた日は途轍もない猛暑で、外気温が40度近かった日でした。
病院へ入り、受付を済ました後、消毒と体温測定。
体温測定が、手のひらを掲げるタイプのもので、右手を掲げたところ

「ピピピ…タイオンガ、チョウタカイデス」

えっ???!この体温計「超高い」って、そんなカジュアルな言葉使うんだ?
というか、ここにきて発熱で帰される?このままじゃもう絶対受診しないよ私。
静寂の待合室に鳴り響く機械音声と、焦る自分。
大抵測れないほど体温が低いので、首根っこを掴んで受付からつまみ出される不安感でいっぱいでした。

しかし、パニックは一旦置いておいても、体調的には全然元気なので、すまし顔で左手を体温計に掲げたところ「Lo-モンダイ、アリマセン」。
だよねだよね、ほっと一安心。
それにしても猛暑、日傘を持っていた左手(影にいた)部分と、傘からはみ出た右手ではこんなにも体温が違うんですね。本当に日傘は差した方がいいです。

ちなみに、待合室で待っている間、私以外にも同じ状態になっている方がいました。
40度近かったですからね…。
受付でつまみ出されることがなくてよかったです。

 

診察ではがん検査・超音波など色々な検査を行っていただき、その結果は1か月後にわかるらしいのですが、血栓症の不安がある方も服用できるホルモン調整剤が出たみたいです。

ジエノゲストというお薬を処方していただき、1か月飲んでみることになりました。

低容量ピルとは違ったアプローチのお薬のようで、低容量ピルは子宮の内膜をちょうど良い厚さに調整するらしいのですが、こちらは内膜を出来るだけ薄くするお薬のようです。
経血量が多いというのは内膜症になりかけている可能性(分厚すぎ)があるため、そういった症状を改善する効力もあるのだとか。

副作用としては

先生「生理がほぼ無くなるもしくは経血量がほんのわずかになります。(※妊娠しなくなるとかいうわけではない)」
→めっちゃ楽じゃないですか。

先生「不正出血が出る可能性がありますが、最初の数ヶ月程度です」
→まあ、出てた時期も多かったから許せる範囲かな。

先生「飲み始めは、吐き気や倦怠感など月経前症状に似た症状が出る事もあります。」
→ちょっと困るけど、月の半分以上月経に振り回されているから…まあ許容。

先生「少ない例ですが、更年期障害のような症状が出ます。これも最初の数ヶ月程度です。」
→女性ホルモンを減らして調整するのかな…。汗かくとかそういう状態かな。まあ許容。

先生「ホットフラッシュ、脱毛、頭痛、抑うつ状態…。出ない方が多いですが。」
→おえーーー後ろの方の最近よくなってきたばっかりなんだけどーーーー!?

実は頭痛にも長年悩まされており、マグネシウムのサプリを飲み始めて2週間くらいなのですが、飲み始めて頭痛がなくなり数年ぶりに快適な生活をしていたというのに。
抑うつ症状も薬のせいなのかが分かりにくくてすごく判断に困る。

脱毛も、頭頂部に円形脱毛を経験したことがあり、あの時の不安感がフラッシュバックしてビクビクする。二度と生えてこないかと思ったもん!
あの時は尋常じゃないストレスにさらされていたのですが。

とはいえ、薬が合えば副作用は出ないということなので、とりあえず1ヶ月お試しということで初めて見ました。

 

あと、ホルモン調整系のお薬に対してはとても心配があります。
太りそうで怖い。
ミレーナも生理が軽くなった代わりに太りましたというのを見かけました。
太るのは…メンタルにくる。
昔々、お薬の副作用で1年で7キロくらい太ったことがありました。
7キロ太って円形脱毛症も抱えてた当時本当に辛かったです。お願いです。何事も起きませんように。

 

お薬をいただいて、その日から数日飲み続けているのですが、何事もなければブログを書くわけがないんですよね。

そうですね、胃のムカつきと頭痛があります。
胃のムカつきも常連の体調不良なのでいつものことかと思っていたのですが、
1日を通してずっとどころか、食いしん坊な自分が気持ちは元気なのに食欲不振になったのでこれはむかついてると思います。

あとかゆいです。顔とか関節の内側に当たる部分とか色々。

 

ちなみに、本当であれば初回に飲むのは処方後の月経の2日目くらいかららしいですね。
そんな話は聞かなかった気がするので、関係なく飲んじゃってました。
そ、そのせいかな…?と思って(多分そんなわけはない)、一旦時を待とうと思っているのですが、前途多難です。

 

そして薬代がびっくりするほど高いんです。
ピルも飲めずに月経困難症で悩んでいる女性めっちゃいると思うのですが…。
ピルも安くなかった気はします。
今年は色々な病院にかかって検査を行ったので、保険のシステムが崩壊して全額自費になった世界では生き残るのは無理だなと痛感しました。
(1年に10万円以上医療費がかかった方は医療費控除を忘れず申請しましょうね。)

 

ひとまずお薬は休養ターンに入ったのですが、
薬を続けられる自信が全くなくなってきました。
また、1日2回飲むのですが飲み忘れても次のタイミングで飲めばいいという結構ルーズさが許されるところを見ると半減期が長そうだ…薬が抜けるのはいつかな。

しかしこれがダメだった場合、閉経までどうすればいいんでしょうね。
月経のたびに子宮をもぎ取ってしまいたい、洗濯機で洗って装着すればもう月経が終わってほしいそう思いながら苦しむのもそろそろ辛いものがありますし。

 

緩やかに「更年期障害のような抑うつ状態・イライラ状態」になっていたらまた方々に迷惑をかけてしまうと思い、軽い山籠りをしているのですが休養ターンは一旦山から降りようかとも思います。(抜けたかなというタイミングで)

もしも今後言動が不審な感じになっていたのにお気づきの方がいましたら、そっと何か合図をくれたら嬉しいです。攻撃性高まってたら自分でも怖いので、角を曲がる際にテールランプ5回点滅して「おだいじに」のサインとかがいいです。

 

あぁ〜〜〜〜〜心配!